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【インタビュー:前編】郷家さん・村上さんにお話を伺いました!

郷家さん(左)・村上さん(右)

 

 

20代前半と、GL plus メンバーのなかでも比較的若い郷家さんと村上さん。現在もマスタークラス(GL plus の上級クラス)で学びながら、就職や転職などを経て考え方や周囲との関わりに色んな変化が生まれているようです。

今回はマスタークラスに参加し始めたばかりの私(野口)が、お二人にGL plus についてお話を伺いました!

 

 

なぜこの場に参加しようと思ったんですか?

 

野口

今日は郷家さんと村上さんに、このGL plus について色々聞けたらと思います!よろしくお願いいたします。

 

村上さん・郷家さん

よろしくお願いします!

 

野口

早速ですが、この場に参加しようと思ったきっかけや理由は何だったんですか?

 

村上さん

私は高校卒業後すぐに公務員となり、パスポートをチェックする入国審査官として成田空港で働いていたんですが、とても忙しい時期とコロナの閑散期を経験しました。ですが仕事をしていてもあまり満たされない感覚があって、もっと自分の力を発揮しながら働けるような方法はないかと悩んでいました。そんななか、仕事以外でも他のコミュニティに属してみようと思い、色々探していたらこの場を見つけました。そのまま体験講座に参加、ベーシッククラス(基礎クラス)やマスタークラス(上級クラス)へと進んでいきました。

 

野口

なるほど、コミュニティは検索してみると色々出てくると思うのですが、そのなかでもこの場に惹かれたのは何故だったんですか?

 

村上さん

そうですね、そのときの仕事を通して社会に役立っていて自分が成長しているという感覚が乏しくなっていたんです。高校時代にはあった勉強や行事に向けて仲間と一緒に進んでいくような向上心が、社会人になると急になくなって... だから、社会人であっても何かを目指して頑張れる仲間や環境を求めていたんです。ここはまさにそういう場所なのではと思い、この場を選びました。あとは女子校出身だったこともあり、女性が集まっている場の雰囲気がとても懐かしく!

 

 

 

 

野口

郷家さんはいかがですか?

 

郷家さん

私は村上さんに紹介してもらったのがきっかけでしたね。実は、村上さんと出会ったのは子ども食堂のボランティアに参加していたときだったんです。村上さんはコミュニティに関心があって、私は食への興味が大きかったので、二人ともそういった経緯で巡り合いました。

 

野口

そうだったんですね!

 

郷家さん

それで大学3年生の秋頃、就活について村上さんと話していて。社会人になるという漠然とした不安を抱えながら、残りの学生生活をどう過ごしていこうとか悩んでいたとき、この場を紹介してもらいました。

 

村上さん

そうでしたね。

 

郷家さん

体験レッスンに参加してみたら、社会の仕組みや日常心がけるべきことがだんだん分かるようになり、それがとても面白いなと思いました。それでもっともっと色んなことを知りたいと思い、大学4年の夏頃から本格的に参加して今に至ります。

 

 

 

GL plus に参加してみて、印象的だった出来事は?

 

野口

なるほど、お二人はそのような背景からこの場に参加されたんですね。

先ほど郷家さんは新たな発見が面白くて参加を決めたとおっしゃっていましたが、お二人とも実際に参加してみて印象的だったことは何ですか?

 

村上さん

そうですね、今まで幸せになるためにやってきた行動が、実は真逆なことをやっていたということに気付かされたのが印象的でした。

 

野口

例えばどういうことですか?

 

村上さん

例えば、幸せになりたいと思ったら、いかに自分を満たすかに意識が向きますよね。でもここでは、自分のために何かをやるのではなく「人のために何ができるか」にフォーカスして考えてみる、つまり「周りを豊かにすることで、自分を幸せにする」という考え方をするんです。

 

郷家さん

ふつうとは、全く逆の考え方ですよね。

 

村上さん

そう。でも視点を逆転させて学んだ方法で動いてみると、びっくりするほど物事がとんとん拍子で動いていくようになったんです。

 

野口

実際の状況にも効果が現れてきたんですね。

 

村上さん

それに、高校時代の友人とか、この場に通う前から知り合いだった人に「変わったよね」「柔らかくなったね」て言われるようになりました。以前は人の話を全然聞かず、エネルギーを自分のために出していたから、相手が受け止めきれないことも多分あったと思うんですけど... 相手に意識のベクトルが向くようになってきてから、そういうことは減ってきたなと感じています。

 

郷家さん

そうなんですね!私はGL plus 参加以降の村上さんしか知らないので、高校時代どんなかんじだったのか全然想像もつかないです。

 

 

村上さん

この場の学びやマンツーマンの面談を通して、素直じゃない自分から目を背けていたことに気付いて、絶対に変えないといけないなと思いました。そう思ってからは、他の人の話でも内容の入り方が違ったんですよ。人の話がするする入ってきたりとか、もっと聞いてみようという姿勢になったりとか。それがすごく大きかったなと思います。

 

野口

郷家さんもそういう出来事がありましたか?

 

郷家さん

そうですね、公開講座に参加した後の話でいえば、正直今後も通い続けられるかという不安がありました。それまでは対面で参加していましたが、就職の関係でオンライン参加になるので、それでもこの場で学びや発見を得られるのかという不安があって...。

 

村上さん

うんうん。

 

郷家さん

それで迷っている時に、これまで色んな人を見てこられた主催者の方からアドバイスを頂きました。すると、話しているなかで「距離が近いほど価値が高い」という線引きを勝手にしていたな、思い込んでいたなと気付いたんです。

 

村上さん

GL plus には東北から東海、関西や九州からオンラインで参加している人もいらっしゃいますもんね。

 

郷家さん

そう。それなのに、価値判断をしちゃっていて。自分が勝手に思い込んでいたことが覆される、なかなかない経験でした。ここはそういう気付きも得られるところなんだと思い、継続を決めました。

 

 

村上さん

他に印象に残っていることで言えば... 例えば、思っていることや本音ってみんな言わないですよね。「この人、こういうところあるよな」と思ったとしても誰も直接それを言葉にしないし、それとなく流して話しているほうが楽しいし、関係性も良く感じるから。

 

郷家さん

でもみんなこの場に通っていると、多少言いにくいことであっても相手を想って伝え合うことができますよね。

 

野口

相手のためならと、見て見ぬふりをせずにしっかり向き合ってくれるんですね。

 

郷家さん

はい。なにもそれは課題の部分だけじゃなくて、その人の良いところや強みも取り出してくれるんです。例えば私がメンバーの皆さんに言ってもらったのは、「素直で、言われたことやってみようと思ったことをコツコツ実行できる」とか「自分ではなく周りにベクトルが向いてるから、感想共有のときにも自然と周囲に関わる感想が出てくることが多いですよね」とか。そういう、あまり世の中だと評価されないようなことにまで皆ちゃんと気付いてくれます。それが嬉しくて。

 

村上さん

分かります!私も「根性がある」「しんどい状況でも負けずに立て直せる強みがある」とメンバーに言ってもらえたことがあります。学生時代、大変なことがたくさんあったけれど負けずに努力し続けていた経験が、今の性格に繋がってきている部分があるのかと気付かされて、嬉しく思いました。

 

野口

たしかに!私もベーシッククラスに通うなかで「参加当初よりも、雰囲気が柔らかくなったよね」と言ってもらったのが印象的だったのを覚えています。

 

郷家さん

やっぱりそうですよね!

 

村上さん

そういったことを含め、この場はしっかり本音を言うところが良いですよね。話しているなかで気づかされることも多くて、上辺じゃなくお互い本当はどう思っているのかということを言える嬉しさというか。日常溜まっていることを言葉にできる習慣があるのはいいなと思います。

 

郷家さん

あと、こうやって話して思うのですが、この場にいると自分の成長をしっかり感じられるんです。自分の変化もそうだし、周りの変化も気づけるようになっていく。それは大切なことだと思うし参加前後で大きく変わったことでしたね。